トータルエクステリアいしまるは「一般社団法人日本ガーデンセラピー協会」会員として、庭づくりを通して、地域の皆様に普及をしております。
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、「ガーデンセラピー」を学術的なヘルスケア療法として体系化し、すべての人々が「健康寿命」を享受できる社会を実現します。
お庭の自然を活用し、身体の免疫力をあげるヒント
植物に触れることで五感を刺激し、日々の暮らに生きがいを見つけてみては。
植物は私達の五感に訴え、癒す力を持っています。
香りを嗅いだり、じっくり見たり。
植物と触れ合うことは脳を刺激し、日々のストレスを軽減する効果があるといわれています。
外に出て、五感を研ぎ澄ますことで、生活にゆとりが生まれ、
本来の人間らしさを取り戻すことができるかもしれません。
私たちの、やすらぎの場である住宅が、考え方を変えると、
自然から切り離されたカプセルのようになっているとおもいませんか?
現代のオール電化生活、ITの急速な普及によるIT漬け生活・テクノストレス
これらは自然治癒力を奪い、血液を酸化させ、不眠症、頭痛、動脈硬化、貧血、糖尿病などの原因となっていることも考えられます。
この状態を改善するには、マイナスイオンでの中和が必要となります。
しかし、現代生活の中では、なかなかその機会が無いのです。
「後手」の医療だけでなく、「先手」の予防、健康維持増進への転換へ
大昔から東洋では、人類の知恵の集積と言えるような、陰陽五行の食事療法、気功、鍼、漢方などを使う東洋医学がありました。
人が本来持っているバランスの良い状態や自然治癒力を高める自然療法が最近見直されています。
予防医学から自然治癒力の向上 ガーデンセラピーで「健康寿命」を伸ばす
- 未病とは「未ダ病ニアラズ」
- 病気ではないけれど、元気が出ない、疲れやすい、眠れない、頭痛や肩こりなどの症状があったり、症状がなくても、検査結果に異常がある場合を言います。
- 「未病を治す」
- 私たちが健康で長生きするためには、特定の病気になってから治療するのではなく、普段の生活において「心身の状態を整えて、より健康な状態に近づける」未病を治すことが大切です。
生活習慣病や老いに伴う虚弱化が大きな課題になっている今、「病気でなければ健康」だとはいえません。
「病気を治す」ことは大切ですが、病気に徐々に近づく前に「未病を治す」という考え方を、新しい価値観として定着させることが大切です。 - 未病を治す3つの取り組み
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- 食(栄養)
医食農同源の考え方で、バランスの良い食生活を送る。 - 運動(身体活動)
日常生活に運動やスポーツなど身体活動を取り入れる。 - 社会参加(交流)
人と人の出会い・ふれあい・交流を進める
これらは、ガーデンセラピーそのものであると私たちは考えます。
- 食(栄養)
「ガーデンセラピー」で健康寿命を延ばそう
健康寿命とは、元気に健康で生活できる期間のこと。
その健康寿命を延ばそうと注目されているのが「ガーデンセラピー」です。
庭に出て、自然と触れ合うことで、ストレスを和らげ、自己治癒力を取り戻す効果が得られるといわれています。
園芸療法
植物を育てること(土の手入れ・種まき・草抜き・水や り)で、成長を見守る達成感や充実感を味わう。
食事療法
家庭菜園で育てた作物を収穫して食べることは、健康の源に。家族で食卓を 囲むと笑顔になる。
森林療法
林環境を意識した自然風の庭は、マイナスイオンで清々しい気分になる。
芸術療法
植物の美しさや季節の移ろいを感じることで感性が豊かに。
芳香療法
花やハーブ の香りを喚ぐと心身が緩み、心地よい気分をもたらす。
このように庭園療法は、暮らしに健康と笑顔をもたらしてくれます。
1 園芸療法+2 食事療法 -鑑賞と収穫を楽しむ キッチンガーデン-
庭先で、好きな野菜を自らの手で育て、旬の野菜を味わうことで、食への意識を高めてみよう!
鑑賞と収穫を楽しむ キッチンガーデン
庭先で、好きな野菜を自らの手で育て、旬の野菜を味わうことで、「食」への意識を高めてみよう!
おいしい野菜づくり 生育のカギは「土」
キッチンガーデンとは、庭先で料理に使うための野菜やハーブ、果実の苗を彩りよく植え、鑑賞と収穫を楽しむ家庭菜園のこと。
庭の景色の一部として「魅せる」空間づくりも大事にしたい。
自分で育て収穫した野菜は、安全で家族の健康にもやさしい。美味しいので食卓に笑顔も増える。安全でおいしい野菜は、良い土から育つ。
丈夫に育てる為にも、まずは土づくりから。
植物が根を十分に張れるような土壌にするためには、水分や肥料がたっぷり吸収できるよう深く耕し、やわらかい土にしなければならない。
堆肥(たいひ)などの有機物を土に施して土中の微生物の活動エネルギーを高めることで、土の団粒化(土の粒子が集まった団子の状態)を促す。
団粒化された土は、通気性や保水性、保肥力が高まり、野菜を育てるための理想的な状態となる。
暮らしに季節感を 旬の野菜を食す
春に野菜の種や苗を植え付け、夏に収穫する代表格といえば・・・トマト・キュウリ・ナス・枝豆・オクラ・ズッキーニなど。
夏の野菜は水分を多く含んでいることが特徴。暑さで火照った体を冷やして体調を整えたり、夏バテを予防したりする効果がある。
反対に冬場は体を温める効果のある根菜類(ダイコン・ニンジン・レンコン)が旬を迎える。
ハウス栽培や品種改良の進歩により、季節に関係無くさまざまな食材が手に入るが、旬のものは、私たちの身体が必要とする栄養素が多く含まれているため、栄養価が高い。生育環境が整った時期に収穫するので味もおいしい。
「旬の野菜は元気で健康な身体を作ってくれる。積極的に食べてほしい」
五感を使ってイキイキガーデン健康法
「家庭菜園は野菜づくりだけでなく、心身の健康改善や回復につながる園芸療法といえる」
季節の移ろい、花の香り、鳥の鳴き声など、目・鼻・耳・舌・皮膚を通して生じる「五つの感覚」が刺激されるほか、植物が成長していく中で、期待感や責任感、達成感を味わうことで、毎日の暮らしに生きがいをもたらすという。
土づくりから始まり、苗植え、水やり、草抜きと、腰や手足を曲げたり伸ばしたり、適度な運動にも。
リハビリの一環として、福祉施設で「園芸」を取り入れているところも多い。
育てる楽しみ、家族の笑顔、そして園芸療法―、日差しを受けながらちょっと体を動かすつもりで、キッチンガーデンを始めてみては。
3 森林療法
-暮らしが緑に包まれる健全な心身の維持や回復につながります。-
- 自然の音も楽しめる「ヒーリングガーデン」
庭には様々な自然の癒やし音が溢れてきます。水の音、雑木の音、鳥の音、虫の音・・・。 - 「ビオトープ※」生物が生きる空間+「ガーデン」
「ビオガーデン」を楽しむ。
自宅の庭が、最も安心できる場所です。
好きな植物を植え、採って使ってみたり。子供と芝生の上を裸足で歩いたり、家族、ペット、友達と一緒に遊んだり・・・。
庭の土や植物に触れることで、
病気に対する抵抗力(免疫力)が向上します。
※ビオトープ=ドイツから発祥。戦後、廃墟に自然を取り戻そうとビオトープ法が作られました。
森を取り戻し、植栽は多植性、その地域に生息する生物の為の地域性ある植生を大切にしました。
4 芸術療法
-芸術療法は、絵画や彫刻、写真、陶芸、ダンス、詩歌、書道、音楽など芸術活動を通して行う健康促進や精神療法。
20世紀中頃に始まった、新しい療法です。-
庭作りや、庭から生まれたものを使うこともアートセラピーとなります。
5 芳香療法
-花や木などの香りを利用して、病気やケガの治療、予防、健康増進、精神的な癒しを図ります-
- 庭で採れたサクラで作ったジャムで、香りも味も楽しむ。
- バラやハーブの香りには、美容や健康に役立つ成分が多く含まれています。
庭で育てドライハーブにしたり、入浴時にお湯に入れるなどしても楽しめます。
今、再び注目を浴びる「植物療法」
ホリスティック医療が浸透する中、植物療法も活用されています。
※ホリスティック…全体的
今、医療の現場では、ホリスティック(全体的)な視点から患者と接し、治療のサポートとして植物療法を取り入れる取り組みが増えています。
例えば頭痛がするとき、鎮静剤を飲んで痛みを抑えるのではなく、目の疲れ、肩こり、冷えによる血行不良、あるいは精神的ストレスと、人全体を見て頭痛の原因を探り、それに対処していきます。
ハーブの有効成分(鎮静作用、抗酸化作用、抗菌作用など)を心身の健康に役立てる療法。
心と体すべてを見て全体のバランスを整え、さらには人間が生まれながらにして持っている自然治癒力を高めるのが「植物療法」です。
6 住まい方療法
-緑に囲まれた住まいづくりと、それを元にしたライフスタイル。
家族や近隣とのコミュニティづくり、ホームリゾートなどを推進します。-
庭で過ごす日本の文化
昔の日本には“縁側”があり、家と庭を繋ぐファニチャーでした。
人が来れば「まずお掛け下さい」で、おもてなしが始まります。
ナイトガーデン
夜、カーテンを閉めてしまえば、屋内空間はカーテンの位置で途切れます。
しかし窓の外に浮かぶ庭があれば、昼間とは違う内外の一体の広々とした空間を楽しむことができます。
人と人をつなぐオープンガーデン
お庭ができると、庭の手入れなどをしながらお隣同士で話がはずんだり、前を通る人から声をかけられたりします。
もし自慢の庭ができたら、「オープンガーデン」をしてはいかがでしょうか。
※オープンガーデンはイギリスで盛んに行われている催しで、一定期間、個人の庭などを一般に公開するというものです。
始まったのは1927年から。
良い気の流れる庭づくり -風水に学ぶ運気アップ術-
土のにおい、水の感触、癒やしの繰、さまざまな自然に触れて、
良い「気」であふれた庭づくりをめざしてみては
いにしえの人々が考えた術、自然と調和した空間づくり
風水とは古代中国から伝わった思想。
地形や方位陰陽五行説を考え合わせ、どんな場所に住まいや墓を建てれば快適な生活が送れるのか人々が考えた知恵・術といわれている。
1200年の歴史を誇る京の都・平安京にも、風水思想が取り入れられ、都がつくられたとか。
土地の良し悪しを判断し、 快適な環境をつくること。いわば風水は環境整備学です。
昔から受け継がれてきた自然界の法則をもとに、樹木や石などの自然素材を使って、人と自然が調和した庭づくりを手がけてきた。
ポイントは、方位とバランス。
北側は太陽が当たらず冷たい風が吹き込む場所。
北側に常緑樹を植樹することで、北風を防ぐという地形をつくる。
太陽の光が十分に差し込む南側は解放感が大切。
しかし、日差しが強すぎて困る場合は落葉樹の植樹がおすすめ。
夏は涼しい木陰をつくり、冬は葉が落ち暖かい日差しを取り人れることができる。
「陰陽五行説」とは地球上のすべてのものには相反する性質「陰と陽」があるという考えと、自然界は「木・火・土・金・水」の5つの要素で成り立っているという「五行」が結びついたもの。
「理想はこれらを上手に組み合わせること。快適で良い庭 をつくろっと思ったら、風水と同じ考えだった」という。
庭に手をかけ想いをかける 応えてくれる植物たち
「どんなに風水を取り入れたところで、住む人が庭に手をかけなければ運気アップにはつながりません」。
草花を植える、触れる、水を与える雑草を抜く。
手をかけた分だけ、植物はその気持ちに応えようとし、美しい姿を見せてくれる。
「きれいに咲いてほしい」
「大きく育ってほしい」という想いを持つことが大切。
さらに、時間をかけることを惜しまなければ、育てる楽しみを知り、成長を見届けた達成感が生まれるという。
「人間も植物も同じく生きている。気にかけてもらえると嬉しいし、無視されることはとても辛い。
手をかけ、思いをかけた庭づくりをしてほしい」
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